主任研究者

立石 健祐
主任研究者 (Principal Investigator)
脳神経外科医として,また脳脊髄腫瘍治療医としてこれまで多くの患者さんの治療に携わってきました.標準的治療を行っても功を奏しない患者さんに多く直面する中で,“何故病気が治らないのか” その背景を深く学ぶ必要があると感じ,臨床の傍ら研究を始め,かれこれ長い年月が経ちました.我々の研究テーマは脳脊髄腫瘍の病態の解明と病態に付随する新しい治療法の開発,そして研究のゴールは開発した治療法の臨床応用です.患者さんに笑顔を届けるための臨床活動と研究活動,そして次世代の研究者,臨床医の育成を果たすための教育活動にひたすら尽力します!
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STUDENT

大学院生/学部生

様々な診療科・学部からメンバーが集まっています

本間 博邦
脳神経外科,博士前期課程4年
中枢神経系原発悪性リンパ腫 (PCNSL) という稀な悪性脳腫瘍に対して,独自のPatient-derived xenograft (PDX) パネルを活用し,先進的な研究手法も用いながら新たな知見を見出し,臨床へ還元することを目指し研究を進めています.当ラボでは,様々な背景のメンバーが集い,現在数多くのプロジェクトを推し進めており,熱量が非常に高いことが最大の特徴です.共通の目標に向かって切磋琢磨できる仲間が増えることを楽しみにしています.
大島 聡人
脳神経外科,博士後期課程4年
悪性脳腫瘍の診療に深く関わる中で,現行の治療法の限界と研究の重要性を痛感したため,博士課程に進学しました.患者さんの貴重な手術検体を活用し,in vitroおよびin vivo実験による研究を推進しています.私の研究テーマとして,グリオーマのより精緻な予後予測と新規の治療法の開発を目指して,複数のプロジェクトを推進しています.悪性脳腫瘍という難しい疾患を克服するための壮大な目標に向かって,共に研究に取り組む仲間が増えることを心から願っています.
弘明
小児科,博士後期課程2年
横浜市大小児科の血液・腫瘍グループに所属しています.臨床の場で脳腫瘍治療の難しさを感じ,脳腫瘍の治療開発につながる研究をしたいという思いで博士課程に進学しました.小児科医1人の環境と,医者10年目にして初めての研究に最初は不安もありましたが,脳神経外科の先生方には臨床・研究を問わず優しく迎えていただき,理学部の学部生・院生,実験助手さんのやる気いっぱいのサポートもあって安心の研究生活を送れています.
加藤 三結
理学部,博士前期課程2年
生命医科学研究科修士2年の加藤三結です.私は悪性脳腫瘍の一つであるグリオーマの悪性化に関わる遺伝子のコピー数異常を迅速に解析するシステムの構築を目指して研究を行っております.私は医者ではなく研究者という立場で患者さんを救いたいという思いのもと研究活動に励んでおります.もし興味がある方がいらっしゃいましたら,協力し合いながら一緒に研究を行いましょう.
杉野 杏夏
医学部(5年生)
私は,脳腫瘍における抗がん剤治療後のDNA修復に関連するエピジェネティック変異の短時間判定に取り組んでいます.臨床実習が始まり,当ラボの魅力である臨床と研究の近さを改めて実感しています.また,異なる診療科の先生方や様々な学部,学年の学生など,多様なメンバーが集まり,刺激を受けることができます.
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蘭乃
医学部(4年生)
笹岡 佳乃子
理学部(4年生)
学部3年生から配属され,周りの先生方・先輩方から実験の手技・手法について教わりながら研究を進めています.理学部生がここまで臨床に近い環境で実験を行える機会はめずらしいと思います.ご興味のある方はぜひ一度見学にいらしてください.
白塚山 京汰
理学部(4年生)
患者様の手術検体を用いて行う実験や解析に参加しています.理学部の学部生でありながら,患者様への貢献に携わることが出来る唯一の環境に魅力を感じています.この貴重な経験となる研究生活の中で,少しでも多くの貢献を果たせるよう尽力していきます.
武智 美羽
理学部(2年生)

CLINICAL STAFF

臨床スタッフ・実験助手

トランスレーショナルリサーチのための強固な連携を築いています

千紘
脳神経外科・がんゲノム診断科
主に臨床の立場として脳腫瘍の診療に携わらせて頂いており,当研究室におけるトランスレーショナルリサーチの重要性は実際の臨床現場でも日々実感しております.当研究室は医学部および理学部の大学院生の教育も充実しており,臨床と研究の橋渡しに多職種で取り組んでおります.私はがんゲノム診断科も兼任させて頂いておりますので,当研究室における脳腫瘍研究と脳神経外科の臨床をがんゲノム医療と繋げることで,脳腫瘍診療のお役に立てるよう尽力して参ります.
中村 大志
脳神経外科
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高山 裕太郎
脳神経外科
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園田 真樹
脳神経外科
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平田 絵美
実験助手
若井 菜美
実験助手

ALMUNI

過去の在籍メンバー

臨床・研究の第一線で活躍しています

三宅 勇平
現UCSD脳神経外科
立石ラボで研究を行うことによって,知識,技術や業績を得ると同時に,研究を行う目的を明確にしてUniversity of California, San Diegoへの留学をすることができました.こちらでも研究結果の臨床への還元を目指し,悪性脳腫瘍の"謎"を解明すべく研究を継続しています.
pubmed
池谷 直樹
現ピッツバーグ大学脳神経外科
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笹目
現横浜労災病院脳神経外科
researchmappubmed
貴啓
現国立精神・神経医療研究センター
blogpubmed
遠藤 桜子
当時医学部学生
松山 晋一郎
当時医学部学生
大学4年生のときに,立石先生の指導の下でゲノム診断に関する研究に立ち上げから携わらせていただきました.その内容が最近論文という形になり,大変嬉しく思います.今後は脳神経外科の道に進み,臨床と研究どちらも頑張る所存です
blog
験馬 悠介
当時医学部学生
高林 克宙
当時医学部学生
blog
磯田 匡尊
当時医学部学生
blog
田中 多聞
医学部学生
村松 俊希
医学部学生
内山 夏穂
理学部学生